日本企業は「プライシング」が下手である。とはいえ全社的に見渡せば、取引は膨大な件数に及び、しかも複雑さを極めており、一筋縄にはいかない。それゆえ、多くの企業で放置されたままにあるが、そこにメスを入れることで得られる果実はあまりにも大きい。ここでは「ポケット・プライス」というコンセプトを提示すると同時に、「ポケット･プライス･ウォーターホール」と「ポケット･プライス･バンド」というツールについて、2つの実例を交えながら紹介する。本稿は『DIAMONDハーバード・ビジネス』1993年1月号に掲載された論考に新訳を施して、再掲載したものである。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：14ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200104-007

登録日：1900/1/4

発行号：2001年4月

著者名：ロバート・L・ロシェロ　マッキンゼー・アンド・カンパニーディレクター　　マイケル・V・マーン　マッキンゼー・アンド・カンパニープリンシパル