ポスト工業社会のサービス・モデル
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「失われた10年」とはよくぞ言ったもので、現在の日本サービス産業も、現象的に見ても、政策的に見ても1980年代後半から90年代前半におけるアメリカのそれと似ている。 本稿はその当時に発表された米国サービス産業の復興について提言したものだ。 ゼネラルモーターズなどのビッグ・スリーをはじめ、多くの大メーカーでは大規模なリストラが敢行され、その失業者はサービス業になだれ込んでいった。 これで雇用は確保できるという政府や財界の思惑は見事に裏切られた。 新しいサービス・モデルは、顧客接点を預かる社員たちをエンパワーする逆三角形のマネジメント・システムへのチャレンジでもあると同時に、メーカー主導の工業社会モデルとの決別でもある。製造業の利益率は依然低水準にあり、雇用創造の担い手とは言い難い。サービス・ビジネスこそその牽引車であり、国力回復のカギを握っている。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:15ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB200307-006
登録日:2003/9/26
発行号:2003年7月
著者名:ジェームズ・L・ヘスケット ハーバード・ビジネススクール 教授 レオナルド・A・シュレジンジャー ブラウン大学 教授