企業が消費者に対して発する情報の一つに「価格シグナル」がある。 たとえば、「セール表示」「末尾が９の価格」「安い標識商品」「最低価格保証」といったものがそれに当たる。 ありふれたものに見えるが、想像以上に顧客の消費行動に影響を与えている。 これらをうまく活用すれば、企業はさまざまな効果を上げることできる。 しかし、その効果ゆえに、使用に際しては十分な注意も必要となる。 もしも価格シグナルを悪用し、消費者を欺いたことがわかれば、市場の信頼を失うばかりか、法的に裁かれる可能性もある。 本稿では、価格シグナルの有効性と注意点を考察したうえで、
その適切な使用方法について紹介する。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：10ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200401-008

登録日：2004/3/4

発行号：2004年1月

著者名：エリック・アンダーソン　ノースウェスタン大学 ケロッグ・スクール・オブ・ビジネス 客員助教授　　ダンカン・シミスター　マサチューセッツ工科大学 スローン・スクール・オブ・ビジネス 准教授