善意の会計士が不正監査を犯す理由
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監査制度への信頼を回復するためにサーベンス・オクスリー法が導入された。しかし、会計や監査には主観がたえずつきまとう。特に「自己奉仕的バイアス」の存在はやっかいである。その影響度を検証するための実験を実施した結果、いかに清廉潔白で、知識とキャリアに優れた会計士でも、このバイアスから逃れられないことが判明した。つまり、制度を厳しくしただけでは十分ではないのだ。このようなバイアスの存在を認め、その悪影響を緩和する施策を合わせて講じてこそ、その実効が上がるといえるだろう。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:12ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB200510-007
登録日:2005/10/6
発行号:2005年10月
著者名:マックス・H・ベイザーマン ハーバード・ビジネススクール 教授 ジョージ・ローウェスタイン カーネギーメロン大学 教授 ドン・A・ムーア カーネギーメロン大学 テッパー・スクール・オブ・ビジネス 助教授