戦略とは何か。混同されているが、経営の効率化は戦略ではない。 戦略とは、競争優位を生み出すことなのだ。したがって、間接部門がいくら頑張っても、それは経営の効率化でしかない。 では、競争優位はどのように生み出されるのか。 突き詰めると「顧客の囲い込み」「新規技術」「規模の経済」に集約される。 結論から言えば、これらはローカル市場でしか、正常に機能しない。 しかし、その多くが「グローカリゼーション」の下、業績を悪化させていく。 本稿では、「シンク・ローカル、アクト・ローカル」に徹した企業が、典型的なグローバル戦略を追求する企業よりも優れていることを証明する。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：13ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200603-005

登録日：2006/3/13

発行号：2006年3月

著者名：ブルース・グリーンワルド　コロンビア･ビジネススクール 教授　　シャッド・カーン　ハミングバード・マネジメント プリンシパル