事業運営にもデリバティブを応用せよ
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デリバティブ取引や金融工学などは、金融機関だけのツールと考えられている。 しかし、金融工学の権威であるロバート・マートンは、事業会社や政府機関などもこれらを活用すれば、大きな恩恵にあずかれると言う。 たとえば、リスクの視点から事業や資産を再認識すれば、選択と集中、経営資源の最適配分、自己資本の有効活用などの戦術が見えてくる。 ここにデリバティブを組み入れることで、無用なリスクを排除し、資本コスト以上の価値を創造できる事業に注力し、成功確率が高まる。 本稿では、「付加価値リスク」と「パッシブ・リスク」の説明を出発点に、金利スワップ、クレジット・デフォルト・スワップ、株式指数スワップなどのデリバティブを利用したマネジメント・ソリューションを提示する。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:14ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB200604-002
登録日:2006/4/11
発行号:2006年4月
著者名:ロバート・C・マートン ハーバード・ビジネススクール 教授