かねてよりIP電話の可能性は喧伝されてきたが、ここ数年来、その導入が急速に増加している。 事実、2005年、アメリカ企業が新規購入した電話回線は、IP電話用が初めて従来の電話用を上回った。 一般には、その低コストと利便性が強調されているが、むしろIP電話の優れたところは、ビジネスプロセスの改革、マイノリティの雇用創造、新規事業の創出など、収益性に大きく貢献するところである。 本稿では、まだ黎明期にあるとはいえ、IP電話を活用して、大きなメリットに浴している企業事例を紹介する。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：11ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200607-011

登録日：2006/6/20

発行号：2006年7月

著者名：ケビン・ワーバック　ペンシルバニア大学 ウォートン・スクール 助教授