「紳士の社交場」でのピンク接待は許されるのか
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自動車エンジンの中堅メーカー、オプティ・モーターズは、仕事が引きも切らずに押し寄せ、嬉しい悲鳴を上げているが、生産能力が乏しいため、せっかくのビジネスチャンスをふいにしている。 その仕事ぶりが認められて、資金援助が得られることになったが、出資者たちからは一つ条件が課された。営業力の強化である。 そこで、数々の実績を誇るベテラン営業マンを雇い入れた。 彼は期待にたがわず、ついには超大口顧客との契約を獲得した。 ある日、CEOの昔からの友人でもある女性営業ウーマンが突然退職願を提出してきた。その理由を尋ねると、このらつ腕営業マネジャーの下では、これ以上働けないという。彼は、彼女の接待費にケチをつけておきながら、自分は見込み客や大口顧客をストリップ・クラブで接待しているというのだ。たしかに彼の業績への貢献は目を見張るものがある。しかし、このような状況は許されるものなのだろうか。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:12ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB200608-011
登録日:2006/7/18
発行号:2006年8月
著者名:[コメンテーター] ジョン・ブラウン フォーティス・インベストメンツ ディレクター キャサリン・フランク ウィスコンシン大学マディソン校 研究員 ダス・ナラヤンダス ハーバード・ビジネススクール 教授 デニス・ルソー カーネギー・メロン大学 ハインツ・スクール兼テッパー・スクール・オブ・ビジネス 教授 [ケース・ライター] メアリー・エディ・モブレー ルイジアナ州立大学 E・J・カレッジ・オブ・ビジネス 研究生 ジョン・ハンフリーズ テキサスA&M大学 商学部 准教授