【1990年度マッキンゼー賞受賞論文】 コア・コンピタンス経営
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1980年代の経営者は、いかに企業をスリム化させるかで評価された。90年代の経営者は、いかに企業を成長させるかで評価されるだろう―。そのカギを握るのが「コア・コンピタンス」、すなわち他社には模倣するのが難しい自社固有の中核的な組織能力だと、プラハラッドとハメルは予測した。グローバル競争において市場リーダーのポジションを獲得するには、コア・コンピタンスを育成するマネジメント・システムが欠かせない。ビジョンとなる「ストラテジック・インテント」(戦略上の意図)の下、個々の事業に共通するコンピタンス、長期的に育成すべきコンピタンスを突き止め、これらを「戦略アーキテクチャー」という戦略の図面に落とし込むことで、グループ全体の組織能力が底上げされ、新たな競争優位を築くことができる。
なお、本稿の初出は1990年9月号「コア競争力の発見と開発」だが、
再掲載に当たって新訳ならびに改題を施した。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:20ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB200702-009
登録日:2007/1/25
発行号:2007年2月
著者名:C・K・プラハラッド ミシガン大学 スティーブン・M・ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授 ゲイリー・ハメル ロンドン・ビジネススクール 客員教授