企業変革はトップ・ダウンのプロジェクトとはいえ、社員たちの協力が得られなければ、まず成功しない。筆者たちは、変革に踏み出す前に、まずその目的と実現手法について社員たちの「合意度」をそれぞれ把握したうえで、その状況にふさわしい手法を選択する必要性を訴える。P&Gのダーク・イェーガーの解任、アップルのCEO交代劇などは、合意度と変革手法のミスマッチが生み出した悲劇にほかならない。本稿では、「アグリーメント・マトリックス」という合意度を把握するツールとそれに基づく4つの変革アプローチについて解説する。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：13ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200703-002

登録日：2007/2/27

発行号：2007年3月

著者名：クレイトン・M・クリステンセン　ハーバード・ビジネススクール 教授　　マシュー・マークス　ハーバード・ビジネススクール 博士課程　　ハワード・H・スチーブンソン　ハーバード・ビジネススクール 教授