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「地球温暖化」時代の競争優位戦略

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去る5月4日、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は地球温暖化を緩和させる対策について報告書をまとめた。それによると、温室効果ガスの排出への課税や排出量取引をはじめ、各業界の取り組みによって、2000年には430億トンだった排出量を、2030年時点で半減させることもけっして不可能ではないという。しかし産業界を見ると、まだまだ様子見や及び腰の企業が多い。その一方、ウォルマート、GE、ゴールドマン・サックス、キャタピラー、ファイザーなど、先見性と実行力を備えた企業は、気候変動リスクに積極的に対処している。なぜなら、地球環境に無関心な企業は、顧客や投資家、さらには社会からも見限られ、規制が本格化したあかつきにはこれまでの競争力を失うことになりかねないからである。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数:14ページ

サイズ:A4

商品番号:DHBL-HB200707-002

登録日:2007/6/19

発行号:2007年7月

著者名:ジョナサン・ラッシュ 世界資源研究所 所長  フレッド・ウェリントン 世界資源研究所 シニア・アソシエート

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