不況になると、多くの企業の経営陣は事業売却を検討する。しかし、経済が低迷して価値が下落してから、あわてて買い手を探しているようでは、上手な売却ができるはずはない。それどころか、売り渋る一方で、当の事業への投資を怠れば、事業が持っていた価値を完全に失いかねない。常日頃から自社の戦略との適合性に鑑み、売却対象事業を絞り込んでおけば、売却を有利に進められ、結果として、株主価値を大きく向上させる手段になる。ベイン・アンド・カンパニーの調査によれば、この20年間で、戦略的集中を進めた売却巧者の企業は、平均的な企業に比べ株主価値をほぼ倍にしている。テキストロン、ジレット、ロシュ、ベル・カナダなどの事例を通じて事業売却において検討すべき４つのルールを解説する。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：12ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200901-006

登録日：2009/1/8

発行号：2009年1月

著者名：マイケル・C・マンキンズ　ベイン・アンド・カンパニー パートナー　　デイビッド・ハーディング　ベイン・アンド・カンパニー パートナー　　ロルフ＝マグナス・ベディゲン　ベイン・アンド・カンパニー パートナー