不況後の消費者行動を予測する
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20余年にわたって消費者トレンドの分析と予測に従事してきた筆者らによると、今回の不況によって消費者行動に大きな変化が生じているという。ここには、8種類の消費者トレンドの盛衰が関係している。何よりシンプル志向と倹約志向が主流になったことが大きく、これにより、好況期のような散財が影をひそめるようになった。また、現在は失速しつつあるが、環境主義や道徳的な消費が、景気が回復したあかつきには、復活してくると予想される。とりわけ35歳未満で今回の不況を経験した人々の多くでは、このような特性が当たり前になると考えられる。どうやらこのような傾向は不可逆であり、かつての気前のよい消費者は戻ってこないようである。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:12ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB201007-004
登録日:2010/6/21
発行号:2010年7月
著者名:ポール・フラッターズ トラジェクトリー パートナー マイケル・ウィルモット トラジェクトリー パートナー