帝国主義的グローバリゼーションの終焉
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BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)という言葉が登場したのは、ゴールドマン・サックスのエコノミスト、ジム・オニールが2001年11月30日に発表した“Dreaming with BRICs: The Path to 2050” であるが、プラハラッドとリーバーサルは1998年発表の本稿のなかで、新興国経済の台頭、それに伴うグローバル経済の再創造、そしてグローバル経営の新たな姿を描いていた。巨大な顧客基盤であるだけでなく、優れた技術者およびマネジメント人材の供給源になること、ミドル・クラス市場が主戦場になることなど、筆者らの慧眼が光る。さらには、アマゾン・ドットコムの編集者が選ぶ「2004年全米ナンバーワン・ビジネス書」に輝いた『ネクスト・マーケット』(英治出版)に続く「ボトム・オブ・ザ・ピラミッド」(BOP)という新しい市場概念を提唱している。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:14ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB201009-022
登録日:2010/8/31
発行号:2010年10月
著者名:C・K・プラハラッド ミシガン大学 スティーブン M.ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授 ケネスG・リーバーサル ミシガン大学 政治学部 教授