HCL:従業員第一主義の経営
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HCLテクノロジーズは、1976年に創業したインドのIT企業である。90年代に入りハードウエアのコモディディ化に伴い、大きく業績を悪化させ、インドのライバル企業に大きく水を空けられたが、そんな2005年に創業社長から経営を引き継いだのがビニート・ナイアである。ナイアがCEOに就任し、立て続けに大胆な改革を行った結果、グローバルなITサービス企業を上回る成長を遂げ、金融危機後の景気の最悪期にも約20%の成長を実現した。ナイアはいかに社員に危機を認めさせ、独自の「従業員第一」文化の先駆者となり、社員の熱意に火をつけたのか。「ミラー・ミラー」「透明性を通じた信頼」「従来型のピラミッドの逆転」「CEOの役割の見直し」などさまざまなイニシアティブを牽引したが、それだけではない。ナイアは文字どおり、踊ってみせたのである。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:10ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB201102-005
登録日:2011/1/28
発行号:2011年2月
著者名:ビニート・ナイア HCLテクノロジーズ 社長兼CEO