[新訳] 戦略とインターネット(旧題「戦略の本質は変わらない」)
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インターネット(そしてデジタル化)への過大な期待と浅薄な予測によって、およそ賢明とはいえない主張や行動が招かれた。たとえば、この新しい技術は、マネジメント、ビジネス、製品やサービス、企業や人材など、ありとあらゆる分野で新旧交代を起こし、それはまさしく第2の産業革命である。ネットの世界では、いち早くブランドの認知を獲得し、顧客基盤を築き、スイッチング・コストを上昇させることで、持続的に成長できる――。こんなことが信じられていた。マイケル・ポーターは、このような主張がいかに根拠に乏しく、また間違っているか、「業界構造」と「持続的な競争優位」という2つの視点から徹底的に検証する。また、どのようにインターネットを利用すれば、ポーター戦略論の核である独自の戦略ポジショニングを確立できるのかについて論じる。本稿を理解すれば、IT関連のバズワードやトレンドに惑わされることなく、常に本質を追求できるだろう。本稿(邦訳)の初出はDHBR2001年5月号で、再掲載に当たって改題ならびに新訳を施した(旧題「戦略の本質は変わらない」の新訳版となります)。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:30ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB201106-005
登録日:2011/5/23
発行号:2011年6月
著者名:マイケル・E・ポーター ハーバード大学 ユニバーシティ・プロフェッサー