業績指標の誤謬
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株主価値の創出を目指す経営幹部の大半は、業績指標となる統計データの選定に際して、いまなお直観に頼っている。一般的に、業績指標として企業が最も頻繁に用いる評価基準には、売上げの伸びや1株当たり利益(EPS)の伸びといった財務指標のほか、顧客ロイヤルティや品質などの非財務指標がある。ところが実際は、このような指標は価値の創出という目標とは緩やかなつながりしか持たない。ほとんどの経営幹部は、間違って選択した統計データにいまなお大きく依存しているのだ。経営者がこのような誤謬に陥る原因として3つの認知バイアスが存在する。すなわち、①自信過剰バイアス、②利用可能性バイアス、③現状維持バイアスである。本稿では、この手の誤謬がビジネスの世界に多いこと、そしてそれが誤った意思決定を促し、業績を損なっていることを明らかにする。また、企業ごとの目標に最もふさわしい統計データの選び方も紹介する。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:13ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB201302-005
登録日:2013/1/28
発行号:2013年2月
著者名:マイケル・J・モーブッシン レッグ・メイソン・キャピタル・マネジメント チーフ・インベストメント・ストラテジスト