携帯端末への広告表示は嫌われる
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消費者のメディア利用時間のうち、携帯電話は10%を占めるまでになった。この新しい機器が広告媒体として注目されているが、現世代の表示画面ではモバイル広告は逆効果とさえいえる。ユーザーは、ウェブ以上にモバイル機器をパーソナルな空間として認識しており、むやみに広告が出てくることを嫌う傾向があるのだ。携帯端末には広告よりも、むしろアプリが有効である。携帯電話の使用時間のうち、アプリの利用時間が82%となっている。このアプリ上で顧客との長期的な関係をつくるような仕組みづくりこそ最適な活用手段である。アプリ開発にはゲームをつくるようなノウハウが必要だが、そのようなスキルを備えた技術者は増大している。いまやコスト面でもモバイル広告よりアプリ制作が上回っているのだ。本稿では、アプリで成功する5つの戦略を取り上げ、消費者の生活の質を高めることで、長期的な価値を提供するコミュニケーションを取ることを推奨する。
【書誌情報】
※印刷は全てモノクロ印刷となります。
ページ数:8ページ
サイズ:A4
商品番号:DHBL-HB201307-003
登録日:2013/6/25
発行号:2013年7月
著者名:スニル・グプタ ハーバード・ビジネス・スクール 教授