予測不可能な環境において、新たなプロジェクトを立ち上げるのは難しい。このような環境下においては、リスクを最小限にしつつ不確実な状況を乗り越えてきたシリアルアントレプレナーのやり方に倣うのがよいと筆者らは言う。彼らは旧来の分析や予測、計画や配分などの手法が機能しない状況で新しい製品やサービスを生み出してきたのだ。筆者らはその方法を、まず行動し、そこから得られたエビデンスから学習し、そして新たな段階に進む判断をするまで行動と学習を繰り返すプロセスだとして、これを組織で働くマネジャーに応用するためのルールを事例から解説する。なお本稿は『ハーバード・ビジネス・レビュー』（HBR）2012年3月号に掲載されたものだが、本誌への翻訳掲載は初めてである。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：9ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB202508-004

登録日：2025/7/28

発行号：2025年8月

著者名：レオナルド A. シュレシンジャー　ハーバード・ビジネス・スクール 教授　　チャールズ F. キーファー　イノベーション・アソシエイツ 社長　　ポール B.ブラウン　『ニューヨーク・タイムズ』 寄稿者